


歴史ツアーコース









開拓者集団上陸地記念碑
〒059-2565
北海道日高郡新ひだか町静内春立
明治政府から静内・新冠両群の支配を命じられた、淡路島徳島藩の洲本城代家老稲田九郎兵衛邦植の旧家臣546人は、明治4年4月中ころ洲本港を出港。5月2日に静内沖に到着し今の元静内に上陸した。
5月とはいえ、まだ冬の様子で緑の草木も見えず、寒さすら感じる地に上陸した人々は、住む家さえもない不安さに、女の人や子どもたちは、砂浜につっ伏して泣き叫んだと伝えられている。石碑の全体は船の形を表し、船首のところに直径15cm程の穴が空いている。この穴から遠くはるかな淡路方面を望めるようデザインしている。
東静内漁場跡
〒059-2561
北海道日高郡新ひだか町東静内
稲田家旧家臣らが静内に移住した明治4年ころ、この地には場所請負人の漁場があり、その一帯に倉庫や番屋が立ち並んでいた。一定の家屋を持たなかった移住者たちは、この番屋などに分宿し開拓にあたり、故郷から携帯してきた家財道具などは、東静内にあった元場所請負人佐野専左衛門の漁場倉庫に保管していた。7月30日、失火によりその全部を消失するという不慮の災禍に遭い「北海道の寒さは厳しくとうてい耐えきれるものではないだろう」と用意してきた丹前や夜具などの類を向寒の季節をまえにして全部消失してしまったのである。
静内会所跡
〒059-2561
新ひだか町東静内66番地
松前藩の勢力が次第に強まった1600年ころ、豊富な産物を有する日高沿岸に静内場所が開設されたといわれている。知行主である場所持ちの家臣はその知行地でアイヌの人々と産物の交易をし、利潤を得ていた。しかし、武士の商法は合理的なものではなく、商人から借金をして生計をたてる者もおり、次第に一切の権利を商人に委ね場所請負人制度としてその形をかえている。これらの交易が行われていた所が運上屋であったが、1802年幕府が松前藩からこの地に上陸し運上屋も静内会所と改められ、全てを幕府の監督のもとに運営されることになった。
益習館跡
〒059-2561
新ひだか町東静内76番地
明治5年8月、文部省は学制を発布したが、それ以前、静内でも教育が行われていた。明治4年12月、静内に移住した旧稲田家家臣たちによって寄宿制の私塾益習館が開設されたのである。校名の益習館は、郷里淡路にあった稲田家の学問所名をそのまま用いられた。その後、目名に校舎が移され通学生の目名教育所と改称されたが、これが今の高静小学校の前身とされ、本道の教育の先駆けともなった。明治8年当時の課程は、毎朝8時から4時までの授業で生徒は32名であった。
戸長役場跡
〒056-0017
北海道日高郡新ひだか町静内御幸町1丁目1-79
静内町に町役場の前身である戸長役場の設置を見たのは、明治13年2月のことである。これは、開拓使が明治12年従来の北海道大小区画制を廃し、郡区町村制を編成して全道に18ヶ所の郡役所をおき各郡に戸長役場を配置することになったためであった。新戸長として三善歩が任命され静内・新冠両群の事務を処理することになった。映画の中の戸長「倉蔵」は、詐欺紛いの手段で恩を着せ、戸長となったが、史実ではそのような記録はない。
稲基神社
〒056-0001
北海道日高郡新ひだか町静内目名
稲田家先祖代々の祖先が祀られている霊社で、もともとは洲本市の稲田屋敷裏に祀られていましたが、移住とともに明治4年9月にこの地に移された。映画では、志乃が降りしきる雪の中この神社を訪れ、いつまでも戻らぬ夫・英明の帰りと無事を、降りしきる雪の中祈る場面が印象的であった。
稲田家屋敷跡
〒056-0001
北海道日高郡新ひだか町静内目名
明治4年静内に移住してきた、元洲本城代家老稲田九郎兵衛邦植の屋敷のあった場所である。この屋敷が、稲田家臣たちの中心となり、東西にのびる道がつくられた。稲田家臣たちは、開墾生活の苦痛に耐えきれず本州に戻る者や、望郷の念にかられるものも多かった。それは主君である稲田邦植の静内移住が実現されていないことにあったといわれており、邦植が静内に家族とともに移住してからは、家臣たちも土着心に目覚め本格的な静内の開拓にあたったといわれている。しかし、邦植は静内には居住せず弟邦衛が長く居住した。映画では、棟上の日に大人も子供も一緒に喜びを分かち合うシーンが印象的である。
北辺開拓の礎
〒056-0001
北海道日高郡新ひだか町静内目名
静内を開拓した先人たちの偉業を後世に伝えようと建立された。碑の製作者は、札幌市の彫刻家竹中敏洋である。画像は、①稲田騒動、②先発隊出帆、③本隊上陸、④火災、⑤平運丸遭難、⑥開拓の6部作からなっており、映画でも、武士はもちろん妻や子供たちも力を合わせ生い茂る原生林を切り開き、道路や農地をつくる姿が描かれたが、北辺開拓の礎は、そんな120年前の劇的な状況や開拓の苦心が克明に刻まれている。
新ひだか町博物館
〒056-0001
北海道日高郡新ひだか町静内山手町3丁目1-1
静内町内に所在する遺跡から出土した考古資料を中心に、郷土史料、植物標本、農林水産業に関する資料などを展示している。また、稲田家所縁の狛犬・稲基社幣帛・杯・鏡・甲冑・一輪挿し・祭文の展示もおこなっている。静内の歴史をさらに深く探索しようとするなら、北海道移住回顧録や静内歴史小辞典などの刊行物も購入することができる。(開館時間は、午前9時~午後5時まで、入館無料、休館日は月曜日及び祝日の翌日となっている。)

アクティブツアーコース







二十間道路桜並木
〒056-0144
北海道日高郡新ひだか町静内田原-静内御園
新ひだか町にある二十間道路は、幅約36メートル、直線距離にして約7キロメートルにもわたる壮大な桜並木です。左右から約2,000本の桜が空を覆うように咲き誇り、その美しい景観は「日本の道100選」「さくら名所100選」「北海道遺産」にも選ばれています。春には桜のトンネルとなり、多くの観光客で賑わいます。
真歌公園
〒056-0011
北海道日高郡新ひだか町静内真歌
真歌公園内にある展望台で、新ひだか静内の市街地、新冠の判官岬、さらには太平洋や日高山脈の山並みも眺望できます。民族文化を今に伝える資料を保存・展示するアイヌ文化交流センター、シャクシャイン像があります。
ライディングヒルズ静内
〒056-0011
北海道日高郡新ひだか町静内真歌7-1
真歌公園に隣接した乗馬施設です。サラブレッドやポニーなどたくさんの馬たちがおり、乗馬体験やエサやり体験をすることができ、馬産地で馬たちと触れ合うことができます。
道の駅 みついし
〒059-3233
北海道日高郡新ひだか町三石鳧舞161-2
併設されたひだか漁協直営の特産品販売センターでは、地元ブランド「みついし昆布」をはじめ、海産物を中心に豊富な特産品が揃っています。隣接して太平洋を一望できる絶景のみついし昆布温泉「蔵三」や産直野菜直売所「菜花」もあり、ひだかの味を存分にお楽しみいただけます。
三石海浜公園
〒059-3233
北海道日高郡新ひだか町三石鳧舞161-2
雄大な太平洋が目の前に広がる公園で、設備が整ったオートサイトやバンガローでキャンプができるほか、隣接するふれあいビーチでもデイキャンプや磯遊びなども楽しめます。キャンプ場の受け付けは道の駅みついしで行います。併設して特産品販売センターやみついし昆布温泉「蔵三」などの施設があります。
みついし昆布温泉「蔵三」
〒059-3233
北海道日高郡新ひだか町三石鳧舞162
新ひだか町の国道235号線沿い、「道の駅 みついし」に併設された天然温泉施設です。雄大な太平洋を眼前に望む絶好のロケーションで、日帰り入浴からご宿泊まで、お客様に癒しの時間をご提供いたします。日高産の昆布を使用した温泉から太平洋が一望できる露天風呂まで。客室露天風呂&サウナ付きのお部屋は特におすすめです。
緑の ふるさと 温泉の森キャンプ場
〒059-2562
北海道日高郡新ひだか町静内浦和
木々に囲まれた自然を満喫できる、ファミリーにもソロキャンパーにおすすめのキャンプ場。歩いて6分で体が芯から温まる泉質が自慢の「静内温泉」があります。

まだまだあるよ!
魅力満載の旅コース

馬文化に触れるコース



➊ 桜舞馬公園(オーマイホースパーク)
〒056-0144
北海道日高郡新ひだか町静内田原712
場内にはテスコボーイ号の銅像やルーブルアクト・サクラショウリ・サクラチヨノオー・リヴリア・テンモン・メジロライアンなどの「功労種雄馬之碑」、「功労繁殖雌馬之碑」などがあり、偉業を成し遂げた優駿の功労を称える公園となっています。
❷ 競走馬のふるさと 日高案内所
〒056-0002
北海道日高郡新ひだか町静内神森175-2
競走馬の情報や牧場見学の案内、馬産地周辺の交通・宿泊情報など、馬産地を訪れる方のために様々な情報案内サービスを行っています。
❸ ライディングヒルズ静内
〒056-0011
北海道日高郡新ひだか町静内真歌7-1
真歌公園に隣接した乗馬施設です。サラブレッドやポニーなどたくさんの馬たちがおり、乗馬体験やエサやり体験をすることができ、馬産地で馬たちと触れ合うことができます。
絶景スポットコース





➊ 二十間道路桜並木
〒056-0144
北海道日高郡新ひだか町静内田原
田原の約2,000本以上の桜が直線7kmに渡って咲き誇る二十間道路桜並木。かつてこの地にあった宮内省の御料牧場を視察する皇族の行啓道路として造成されたのがはじまりとされています。
❷ 真歌展望台
〒059-2561
北海道日高郡新ひだか町東静内
真歌公園内にある展望台で、新ひだか静内の市街地、新冠の判官岬、さらには太平洋や日高山脈の山並みも眺望できます。民族文化を今に伝える資料を保存・展示するアイヌ文化交流センター、シャクシャイン像があります。
❸ シベチャリの橋
〒056-0004
北海道日高郡新ひだか町静内緑町地先 (静内川河川敷)
静内川両岸を結ぶ全長347.2mの歩道橋。橋の上からは静内川と日高山脈を見渡すことでき、四季折々の自然を堪能できます。
❹ 観農台
〒056-0143
北海道日高郡新ひだか町静内豊畑
道道1025号線の坂の途中のカーブに見晴らしのいい展望台。眼下に豊畑地区の牧場と静内川、そしてその向こうに二十間道路桜並木のある家畜改良センター新冠牧場の広大な牧場を見渡すことができる。
❺ 三石海浜公園
〒056-0017
北海道日高郡新ひだか町静内御幸町1丁目1-79
太平洋を眺めながらのバーベキューを楽しめるデイキャンプや、宿泊した際に体験できる漁業体験、磯遊び場など海とのふれあいを楽しめる施設です。隣接して公園内にはオートキャンプ場や道の駅や漁協直営の物産販売所に加えて、レストランを備えたみついし昆布温泉「蔵三」などの施設があります。